アイドルになるんだもんっ☆ バイトの事。

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こんばんわ、のんです。

のん今バイト先から帰ってきたよ。

のんは、場所は言えないけどアイスクリーム屋さんでバイトしています。

小さい頃から、クレープ屋さんか、アイスクリーム屋さんで働くのが夢だったの♪

だから面接に受かった時はすごく嬉しかったな。

いつも笑顔で楽しく働いています。

アイスクリーム屋さんだから、ちっちゃい子供がお母さんとよく来ます。

のん、子供大好きだから、いつも

「はい、どーぞ♪」

ってしゃがんで渡してあげるの。

今日は、前にあったバイト先でのエピソードを書きます。

ある時から、毎日夕方になるとひとりアイスを買いにくるぉじさんがいて、のん、

「毎日来てくれるなんて、男の人でもアイス好きなんだなぁ♪」

って思って、いつも笑顔で

「ありがとうございました☆」

って言ってたんですけど、彼はいつも黙ってアイスを受け取っていました。

「男の人だから毎日アイス買うの恥ずかしいのかな？^^」

って思ったりして。

でもある日、いきなり紙キレを渡されたんです。

「…？」

そしたらそのオジサン、ダーッて走っていなくなっちゃって。

その紙切れには携帯の番号だけが走り書きで書いてありました。

ぅひゃ(･Д･,,)

すごくビックリしちゃいました。

いつもアイスを買いに来てくれて嬉しいけど、一言も会話した事なかったので、さすがにその携帯には連絡できないですよね？

それ以来ね、そのおじさんはパッタリ来なくなってしまったんです。

なんかのん、悪い事しちゃったかなって、ずっと気にしてたんです。

それから少し経って、バイトの先輩と二人でお仕事してる時に、先輩が

「ねぇねぇ、あそこの物陰から誰かずっとコッチ見てない？何～？気持ち悪い～！」

って言い出して。

のんは気付かなかったんですけど、見てみるとそのオジサンだったんです！

のんがビックリしていると、そのオジサンものんに気付かれたのがわかったのか、サッと隠れちゃったの。

「・・・・」

のんは考えて、アイスを作って、そのおじさんの所へ歩いて持って行きました。

「まだお話もした事ないんで、連絡は出来なかったんですけど、毎日アイス買いにきてくれて嬉しかったです♪また買いに来てくださいね☆」

と言ってアイスをあげたんです。

おじさんはビックリした顔をして、

「・・・ぁりがとう。」

って言いました。

それから恥ずかしそうにおじさんは前の様にアイスを買いにきてくれるようになりました。

そして少しずつだけどお話をするようになりました^^

今では、「ありがとう♪」って言って帰ってくれます。

おじさんは不器用だっただけなんだよね